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2010年3月1日月曜日

なまはげの真実



これは男鹿市相川地区のなまはげ。30~40年前の写真。
祖母にどうせだからもっていけといわれたのでもらった。

一般化されてなんの面白みもないお面をPRするのはやめてもいいのではないか。
秋田県の観光政策はともかくとして、男鹿市は少なくともやめるべき。

岡本太郎のなまはげに関する考察

岡本太郎はナマハゲを見て、次のように直感した。
「秋田ほど東京から遠いところはない、という感じはある。雪の壁は深く、ここには別の時間が流れているようだ。(中略)だが私はこのような、いわばとり残されたところに、古くから永遠にひきつがれて来た人間の生命の感動が、まだなまのまま生き働いているのではないかと思った。たとえば〈なまはげ〉の行事などに」
「〈なまはげ〉自体はそもそも鬼なのかどうか、問題がある。それはあらゆる原始的な人間社会に見られる〈霊〉のあらわれである」
「私が〈なまはげ〉にひかれたのは、第一にそのお面だった。(中略)大たい日本のお祭りの面などが、とかくしらじらしくこまっちゃくれているのに、底抜け、ベラボーな魅力。古い民衆芸術のゆがめられない姿だ」
(岡本太郎が撮影した芦沢地区のナマハゲは、『岡本太郎が撮った「日本」』(毎日新聞社)、『岡本太郎の東北』(毎日新聞社)、『岡本太郎神秘』(二玄社)に掲載されている)

via Toshibon's Blog 『これがなまはげだ!

これにははげしく同感。

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