タル・ベーラの倫敦から来た男を観ていないというか圧倒的1位説があるから、観ていない今の状況じゃかけないから観てから、一応整理します。
あと、個別のレビューでは『脳内ニューヨーク』『サイドウェイズ(・・・)』
『マラドーナ』がまだかけていない。
サイドウェイズはともかくとして、脳内とマラドーナはかなりよかったのでちゃんと書きたいのだけど、書く事が膨大にありすぎてかけていない。
ちなみにマラドーナを撮ったエミール・クストリッツァは今年日本では『ウェディングベルを鳴らせ(名前がしょぼい)』も公開されている。この2作のギャップがすごすぎる。当然、ジャンル違いのモノを撮っているから当たり前だけど。
マイケル・ウィンターボトムのハチャメチャぶりを観ているよう。
いやでも『マラドーナ』はよかった。サッカー人としか観ていない人が多いだろうけど、チェ・ゲバラが南米ではマリアの肖像についで、最も普及しているという意味を考えた上で観ると非常に興味深い。
カストロに関する書籍を読んでいると、よくマラドーナが出てくる。
ある意味南米では現人神っていう意味がよりわかったきがした。
ということで、後日。
2009年12月29日火曜日
2009年12月28日月曜日
2009年の音楽について
かなり個人的な感想になってしまうけど、とりあえず09年終るし
00年代も終るからエントリしときます。
まず、今年は本当にアルバムを通して聴かなかった。
これはある意味、アーティストに失礼なんだけど・・・。
ということでベストアルバムは選べない。
強いていうなら、Animal Collectiveが1位。
Passion PitもGirlsもYeah Yeah Yeahsもよかったけど、アルバムで選ぶなら
ちょっと。
ちなみに、Mumford and Sonsもかなりよかった。
と、かいていくときりがない。Atlas Soundもよっかたっし、The Whitest Boy Aliveもよかった。あとはThe XX。
かなり死にたくなるけど、Grouperも何だかんだいって結構聴いた。
今年のベストアーティストはSmall Blackです。
当然、ブログ再開時に一番最初のエントリで動画を紹介したToro y moi
Washed Out。この流れはそのまま来年に続くだろうな。
というか認知のされ方が本当に今っぽい。ここら辺のアーティストは
全部RCRD LBL経由だったけど
適当にストリームで聴いたら激震。
Girlsもそう。
RCRD LBLで紹介されているアーティストは基本的に当たり外れ激しいけどあたったときがかなりでかい。
そして、The Hype Machine
これは世界で何が聴かれているかがよくわかる。特にブロガーの情報発信がベースになっていて、辿っていくと結構良質な音楽であえるきがする。かつてはレーベルをっていって探すというのはあったけど、はるかに面白い。
ウォッチしているだけで、たのしい。
Twitterで自分をフォローしてもらっている方々にはかなり迷惑だったと
思うけど、Tweetもできる。もちろん、Facebookにもれんどう。(というか6割がたHype tweet)
いろんな音楽ストリーミングのサイトと同様の機能ではあるけど、各国主要都市の
今聴かれている曲が何かがわかるのも面白い。単純にお気に入り機能でのランキング
とTwitterベースでのいわば口コミランキングにわかれているからいろいろ楽しめる。Last FMみたいにコマ切れでしか音楽ストリーミングできないというかなり悲しい機能を圧倒的に越えているし、マイスペのあの重すぎる感じもない。
今年に限っては、iTunesほとんど使わなかった。
日本で売れたい人にとっては特に意味はないけど、世界を相手にするならこれ地道にやったらマイスペなんかより効果的なのではと思う。
実際、メディアが扱っていない、それこそセルフのアーティストがバシバシ曲をアップしてていつの間にか人気ってのも散見する。
当然、こう言うのは音楽に限らず、動画の世界でも広がってはいるけどやっぱり顕著なのは音楽の領域。
次の十年はどうなっているのだろう。
この十年本当音楽の聴き方、接し方にかんしてはパラダイムシフトが起こったというか多分20年前ではありえなかったことがこの数年で起こった。
自分のようにネットストリーミングで音楽聴いている人ならもうわかるだろうけどもうちょっとモバイルの領域が進化したら、それこそ音楽ビジネスは崩壊するのではなかろうか。というより、どうやってアーティストがちゃんとお金をもらいながら曲作りに専念できる環境ができるかをリスナーが考える時代になったのかもしれない。
そんなのとっくに来ているけど、より・・ね。2010年代はどうなるでしょうか。
00年代も終るからエントリしときます。
まず、今年は本当にアルバムを通して聴かなかった。
これはある意味、アーティストに失礼なんだけど・・・。
ということでベストアルバムは選べない。
強いていうなら、Animal Collectiveが1位。
Passion PitもGirlsもYeah Yeah Yeahsもよかったけど、アルバムで選ぶなら
ちょっと。
ちなみに、Mumford and Sonsもかなりよかった。
と、かいていくときりがない。Atlas Soundもよっかたっし、The Whitest Boy Aliveもよかった。あとはThe XX。
かなり死にたくなるけど、Grouperも何だかんだいって結構聴いた。
今年のベストアーティストはSmall Blackです。
当然、ブログ再開時に一番最初のエントリで動画を紹介したToro y moi
Washed Out。この流れはそのまま来年に続くだろうな。
というか認知のされ方が本当に今っぽい。ここら辺のアーティストは
全部RCRD LBL経由だったけど
適当にストリームで聴いたら激震。
Girlsもそう。
RCRD LBLで紹介されているアーティストは基本的に当たり外れ激しいけどあたったときがかなりでかい。
そして、The Hype Machine
これは世界で何が聴かれているかがよくわかる。特にブロガーの情報発信がベースになっていて、辿っていくと結構良質な音楽であえるきがする。かつてはレーベルをっていって探すというのはあったけど、はるかに面白い。
ウォッチしているだけで、たのしい。
Twitterで自分をフォローしてもらっている方々にはかなり迷惑だったと
思うけど、Tweetもできる。もちろん、Facebookにもれんどう。(というか6割がたHype tweet)
いろんな音楽ストリーミングのサイトと同様の機能ではあるけど、各国主要都市の
今聴かれている曲が何かがわかるのも面白い。単純にお気に入り機能でのランキング
とTwitterベースでのいわば口コミランキングにわかれているからいろいろ楽しめる。Last FMみたいにコマ切れでしか音楽ストリーミングできないというかなり悲しい機能を圧倒的に越えているし、マイスペのあの重すぎる感じもない。
今年に限っては、iTunesほとんど使わなかった。
日本で売れたい人にとっては特に意味はないけど、世界を相手にするならこれ地道にやったらマイスペなんかより効果的なのではと思う。
実際、メディアが扱っていない、それこそセルフのアーティストがバシバシ曲をアップしてていつの間にか人気ってのも散見する。
当然、こう言うのは音楽に限らず、動画の世界でも広がってはいるけどやっぱり顕著なのは音楽の領域。
次の十年はどうなっているのだろう。
この十年本当音楽の聴き方、接し方にかんしてはパラダイムシフトが起こったというか多分20年前ではありえなかったことがこの数年で起こった。
自分のようにネットストリーミングで音楽聴いている人ならもうわかるだろうけどもうちょっとモバイルの領域が進化したら、それこそ音楽ビジネスは崩壊するのではなかろうか。というより、どうやってアーティストがちゃんとお金をもらいながら曲作りに専念できる環境ができるかをリスナーが考える時代になったのかもしれない。
そんなのとっくに来ているけど、より・・ね。2010年代はどうなるでしょうか。
2009年12月21日月曜日
RIP Brittany Murphy
Spun (Kiss Scene)
Uploaded by the_ocoro. - Sitcom, sketch, and standup comedy videos.
ブリタニー・マーフィー死んでしまいましたか。
このシーンがすごく好きです。
SPUNという映画がどうこうよりもこの映画のこのシーン。
常時、ハイになっているブリタニー・マーフィーが一瞬だけ
正常に戻るシーンがここ。
そうですか、お亡くなりになられましたか。
2000年代映画の名シーンというエントリーを作っていたのだけど
当然、このシーンも候補に。
残念です。
2009年11月3日火曜日
アンナと過ごした4日間
アンナと過ごした4日間 @ イメージ・シアターフォーラム
これは日経の夕刊で大絶賛されていたから、仕事帰りに
1人で観てきました。そもそもめちゃくちゃ辛口の日経で大絶賛ってなんだ
って思ったのが一つ。
何より久々に純粋なヨーロッパ映画を観た。
色調が暗くて、ストーリーにほぼ山がなく単調なあの感じ。
全くもってテンションがあがらない映画ではあるけれど、
ストーリーはとてもよい。
なんの特徴もない寂れた町で病気がちな祖母と暮らす、陰気で不器用な男
が主人公。ある日看護婦のアンナに恋をして、その日から彼女に気づかれない
ようにそっと見つめ続ける日々が続く。
ある日、釣に出かけた主人公はアンナがレイプされているのを目撃するのだが
見つめ続けたその人がレイプされるのをみて、何もできず立ち竦む。
その場から逃げ出して通報するのだが、釣具を忘れて容疑者になる。
裁判になっても特に否認することなく服役することになった。
っとここまで読んでおもしろいと思った人はいるのかというくらいに
とにかく映像でも単調に描かれる。ただ、このストーリーは映画とは少し
異なるのがタイムライン。
標題の通り『アンナと過ごした4日間』がこの映画のメイン。
最初は諸々突っ込みたくなるのだがまず最後まで観て欲しい。
この服役するまでのストーリーと『アンナと過ごした4日間』、主人公の行動が
タイムラインを隔てて不規則に描かれている。何か夢でも見ているのではないか
といった具合に。
ただただ、表現されているのはもどかしくなるくらい不器用に表現された
『愛』の形。
例えば大島渚の『愛のコリーダ』やトルストイの『クロイツェル・ソナタ』etc.
確かにダイレクトにそれを表現する作品はこの世に沢山あるけれど、ただ見つめるだけ、1センチ先にあるアンナの体にも触れられず・・・。
ある意味すごい世界だし、片想いの真髄がそこにはあるように思える。
頭の中で広がる美しさのとは裏腹にどうしようもないくらい何もできない自分に対する嫌悪と無様さ。
そこであきらめるか、どういうかたちであっても、それを行動にするかは
やはり全く違う。
とりあえず、片想いしている人は観た方がいい。面白い映画じゃないし
例え観たとしても、この映画で勇気をもらえるぞというものでもないけど。
なんか地味過ぎるほど地味だけどとてもいい映画だなと思った。
これは日経の夕刊で大絶賛されていたから、仕事帰りに
1人で観てきました。そもそもめちゃくちゃ辛口の日経で大絶賛ってなんだ
って思ったのが一つ。
何より久々に純粋なヨーロッパ映画を観た。
色調が暗くて、ストーリーにほぼ山がなく単調なあの感じ。
全くもってテンションがあがらない映画ではあるけれど、
ストーリーはとてもよい。
なんの特徴もない寂れた町で病気がちな祖母と暮らす、陰気で不器用な男
が主人公。ある日看護婦のアンナに恋をして、その日から彼女に気づかれない
ようにそっと見つめ続ける日々が続く。
ある日、釣に出かけた主人公はアンナがレイプされているのを目撃するのだが
見つめ続けたその人がレイプされるのをみて、何もできず立ち竦む。
その場から逃げ出して通報するのだが、釣具を忘れて容疑者になる。
裁判になっても特に否認することなく服役することになった。
っとここまで読んでおもしろいと思った人はいるのかというくらいに
とにかく映像でも単調に描かれる。ただ、このストーリーは映画とは少し
異なるのがタイムライン。
標題の通り『アンナと過ごした4日間』がこの映画のメイン。
最初は諸々突っ込みたくなるのだがまず最後まで観て欲しい。
この服役するまでのストーリーと『アンナと過ごした4日間』、主人公の行動が
タイムラインを隔てて不規則に描かれている。何か夢でも見ているのではないか
といった具合に。
ただただ、表現されているのはもどかしくなるくらい不器用に表現された
『愛』の形。
例えば大島渚の『愛のコリーダ』やトルストイの『クロイツェル・ソナタ』etc.
確かにダイレクトにそれを表現する作品はこの世に沢山あるけれど、ただ見つめるだけ、1センチ先にあるアンナの体にも触れられず・・・。
ある意味すごい世界だし、片想いの真髄がそこにはあるように思える。
頭の中で広がる美しさのとは裏腹にどうしようもないくらい何もできない自分に対する嫌悪と無様さ。
そこであきらめるか、どういうかたちであっても、それを行動にするかは
やはり全く違う。
とりあえず、片想いしている人は観た方がいい。面白い映画じゃないし
例え観たとしても、この映画で勇気をもらえるぞというものでもないけど。
なんか地味過ぎるほど地味だけどとてもいい映画だなと思った。
2009年10月6日火曜日
これ、ちょっとキマシタ。
秋の夜長に。
過去3年間くらいどっかに書いているけど。
秋の夜長にKings of Leonっていうのが自分自身の定番だったわけですが
最近聴いているのは↓
Casiotone For The Painfully Alone

→myspace
これはSufjan Stevensと同じChicagoのアーティスト。Sufjanほどやさしくはないけれど、いろいろな音楽を聴いている感じがよい。
Dirty Projectorsとかを何のストレスもなく聴ける人ならいける好きになれるかもしれない。
総じてCasiotone For The Painfully Aloneっぽくない
Hot Boyzって曲がお気に入り。
Nite Jewel
→myspace
今更な感じだけど、今更きている。
Suburbia
Weak for Me ここら辺聞いていると、どうしようもない不安に駆られて心地よい。
Exlovers

→myspace
Young Lost Club Recordsから出している。今年は妙にYALC調子がいいね。
EVERYTHING EVERYTHING, Magic Wands, THE VIRGINS,Noah and the Whale,Loverman
ととにかく数年前に比べて所属アーティストが多様化してる。音もさまざま。当時Arctic Monkeysとか全盛時代はみるからにindie rockなやつらばっかりだった。
これをみると圧倒的に勢いのあるNY以上にLondonおもしろいなと思える。
でExloversなんだけど、YALCの中でも異様に洒落すぎてないか。ちょっと浮いている感じがよい。
Washed Out

→myspace
WESTERN VINYLにふれるとするとGlass GhostとJ. Tillmanは秋のこの季節、枕をぬらさずにはいられない。J. Tillmanはもうだめだ。これを聴きながら冬眠したい。
Miike Snow

→myspace
Passion Pit,Peter Bjorn & John,Vampire Weekendのremixでも聴いた事があるかもしれないけど、この前に紹介しているがあまりに暗すぎて、この秋自殺してしまうんじゃないかと思ったから、景気づけに最後は上げて終わりにします。
特に↓の2曲は上がる。
まぁ秋ですね。考えることが多くて困ります。
過去3年間くらいどっかに書いているけど。
秋の夜長にKings of Leonっていうのが自分自身の定番だったわけですが
最近聴いているのは↓
Casiotone For The Painfully Alone

→myspace
これはSufjan Stevensと同じChicagoのアーティスト。Sufjanほどやさしくはないけれど、いろいろな音楽を聴いている感じがよい。
Dirty Projectorsとかを何のストレスもなく聴ける人ならいける好きになれるかもしれない。
総じてCasiotone For The Painfully Aloneっぽくない
Hot Boyzって曲がお気に入り。
Nite Jewel

→myspace
今更な感じだけど、今更きている。
Suburbia
Weak for Me ここら辺聞いていると、どうしようもない不安に駆られて心地よい。
Exlovers

→myspace
Young Lost Club Recordsから出している。今年は妙にYALC調子がいいね。
EVERYTHING EVERYTHING, Magic Wands, THE VIRGINS,Noah and the Whale,Loverman
ととにかく数年前に比べて所属アーティストが多様化してる。音もさまざま。当時Arctic Monkeysとか全盛時代はみるからにindie rockなやつらばっかりだった。
これをみると圧倒的に勢いのあるNY以上にLondonおもしろいなと思える。
でExloversなんだけど、YALCの中でも異様に洒落すぎてないか。ちょっと浮いている感じがよい。
Washed Out

→myspace
FEEL IT ALL AROUND from Northern Lights on Vimeo.
WESTERN VINYLにふれるとするとGlass GhostとJ. Tillmanは秋のこの季節、枕をぬらさずにはいられない。J. Tillmanはもうだめだ。これを聴きながら冬眠したい。
Miike Snow

→myspace
Passion Pit,Peter Bjorn & John,Vampire Weekendのremixでも聴いた事があるかもしれないけど、この前に紹介しているがあまりに暗すぎて、この秋自殺してしまうんじゃないかと思ったから、景気づけに最後は上げて終わりにします。
特に↓の2曲は上がる。
まぁ秋ですね。考えることが多くて困ります。
2009年10月4日日曜日
空気人形
空気人形 @シネマライズ
是枝監督の作品久々に観ました。
今年の邦画に西川監督の『ディアドクター』がある限りそれを
越えるものはないというのが現時点の感想だけど。
日本映画界はなんだか明るいなぁと最近思います。
というのも、ファンタジーや寓話を美しく描ける監督がちゃんといる
ということ。
是枝監督といえば『誰も知らない』をはじめ、一貫してヒューマニズム
の根底みたいなのを問いかけているなぁと思う。
ただの物質としての空気人形。
心を持ったとき何がみえたのか。
都会の孤独。田舎にいるときよりもずっと感じるこの感覚。
田舎に比べて何倍もの人口がいるのに、孤独を感じるっていうのは
とても不思議な感覚。
亀の井の中谷さんが当時由布院地区の合併に反対した理由を空間が広がって
ただ人口が増え、人々の関係性が希薄になるからと言っている。
別にこの説明がなくとも、東京をはじめ大都市の人間関係の希薄さは
共通認識というか、そう言うものだと捉えられているものだから今更なんだが。
ただ、この後に湯布院で開催される映画際に言及している点がとてもこの映画に
ふさわしいと勝手に思った。
地域のブランド力とは、土地固有の価値であると同時に、他所からの評価である。だから、町の『内』と『外』の呼吸が重要なわけです。こういう動きを本当の風景というのでしょう。景観は単に見える景色ですが、『風景』は生命を表現しています。
『風景』は生命を表現している。
この映画のロケーションは恐らく芝地区をはじめ江東区の古い町並みと高層マンション群あたりと推測するんだけど、映像がとにかく『風景』なわけです。
いわゆる『風景』。
有楽町線(新木場にでる瞬間)とか臨海線のっているとこの地域の無機質ぶりに驚くのだけど、この映画その中でちゃんと命あるモノをちゃんと表現している。
空っぽの孤独な人間と心をもった空気人形。
吉野弘の『生命は』より
生命は
自分自身だけでは完結できないようにつくられているらしい
花も
めしべとおしべが揃っているだけでは
不充分で
虫が風が訪れて
めしべとおしべを仲立ちする
生命は
その中に欠如を抱き
それを他者から満たしてもらうのだ
世界は多分
他者の総和
しかし
互いに欠如を満たすなどは
知りもせず
知らされもせず
ばらまかれている者同士
無関心でいられる間柄
ときにうとましく思うことさえも許されている間柄
そのように
世界がゆるやかに構成されているのはなぜ?
花が咲いている
すぐ近くまで
虻の姿をした他者が
光をまとって飛んできている
私も あるとき
誰かのためだけの虻だったろう
あなたも あるとき
私のためのかぜだったかもしれない
とその風景をと遠巻きに撮影される風景でぺさんがこの詩を朗読する。
映画全体として観るとんーと思いもするが、カットごとにとても
すばらしく何か満たされるものがある。
原作ありで脚本書くとはめずらしいと思ったし、何よりこのストーリー
で2時間ものってどういうモノなのだろっと興味津々でいったわけだが
よかったです。是枝監督っぽくもあり、なくもあり。
ファンタスティックでポエトリー。
都会の孤独をうとましく思う方にはお勧めです。
世界は多分
他者の総和
しかし
互いに欠如を満たすなどは
知りもせず
知らされもせず
ばらまかれている者同士
無関心でいられる間柄
ときにうとましく思うことさえも許されている間柄
この部分は孤独という概念のある意味でのテーゼだろうと思う。
2009年9月23日水曜日
The Limits of Control
リミッツオブコントロールを観た@バウス
個人的には短編っぽい作り方なのだから、もっと短くして欲しかった。
という感想だけ書いておく。
スペインいいな。
セビリアいいな。ジャームッシュがスペインってのがあり得ない。
個人的には
クリストファー・ドイルやはりいい仕事したなと思う。
あとはパス・デ・ラ・ウエルタ。イーサンホークの『チェルシーホテル』以来でみた。やはりよい。
他の俳優陣は主役のイザック抜かせば、惜しみないちょい役だからなんともいえない。ここ2作のビルマーレーの使い方にくいよね。
イザックはなんかラースの『マンダレイ』の役がこびりついて離れなかった。
感想述べろと言われても難しい。ワンシーンワンシーンでおもしろいなぁとかいいなと思うところは沢山あるけれど。
ということで終了。
個人的には短編っぽい作り方なのだから、もっと短くして欲しかった。
という感想だけ書いておく。
スペインいいな。
セビリアいいな。ジャームッシュがスペインってのがあり得ない。
個人的には
クリストファー・ドイルやはりいい仕事したなと思う。
あとはパス・デ・ラ・ウエルタ。イーサンホークの『チェルシーホテル』以来でみた。やはりよい。
他の俳優陣は主役のイザック抜かせば、惜しみないちょい役だからなんともいえない。ここ2作のビルマーレーの使い方にくいよね。
イザックはなんかラースの『マンダレイ』の役がこびりついて離れなかった。
感想述べろと言われても難しい。ワンシーンワンシーンでおもしろいなぁとかいいなと思うところは沢山あるけれど。
ということで終了。
Dialog in The Dark

Dialog in The Dark行ってきました。
ちょっと高いけど、とてもよかったです。
ドイツっぽいというか、まさにドイツですね。
何がよかったっていうと、いかに視覚に頼っているかがわかるところ。
そして、唯一完璧に100%の純度でなくすことのできる感覚。
だから、他の感覚に全てを委ねるのだけど、突然他の感覚が、いかに普段眠っているかをたった60分暗闇にいるだけで実感できてしまう。
嗅覚も触覚も聴覚も視覚がないだけで、こうも違うかとかなり驚いた。
よくTVなんかでボックスの中身を当てるとか、目隠しした状態で何を食べているかをあてる企画があるけどあの感覚。
暗闇の概念がかなり変わる。ある意味で盲目になる準備ができた。
本当に盲目になったら・・・だけど、絶望するほどでもないのかもしれないと本当に思った。
記憶やイメージ。視覚というのはすごいなぁと改めて思った反面、この感覚がなければ世界はもっと違って見えるのかななんて思いました。
これはお金払ってでも行く価値が十分にあるので是非行ってみてください。
同じグループになった女性グループは、その中の1人への誕生日プレゼントだといっていたけど、かなりセンスのいいプレゼントだと思う。
お勧めは仲違いしている友人、家族、恋人といくこと(笑)
個人的にやってみたい。
ラベル:
art,
UnbeatenTracks
大地の芸術祭
大地の芸術祭。にいってきた。
実態がなんなのかわからずに誘われるがままに。
確かにいろいろリサーチをしてからいってもよかったなとも思うのだけど
こういうのは、基本的よくわからないまま行ったほうがよい。
新潟県十日町近辺で開催されているわけだけど、半径20kmに数百と点在
するアート作品があるので一日ではまず全て観るのは不可能。
ということで、足早に数点を見るに留まった。
ただ、今回はというかいつもだけど、アートそれ自体を見るつもりは毛頭なく
、それも変な話だけど・・・とにかくどのように運営されているかがあくまで興味の中心。
福武氏恐るべしというか。
いっちゃ悪いが何の変哲もないこの地に国内外問わずアート作品を集めるその実力はさすがと言うほかない。
ここでとにかく重要なのはこの町だけではこの規模のものは集まるはずがなく、そして新潟県の作家を集めたってこんなにおもしろいものはつくれないということ。
表現としてのアートというよりはどちらかというと目的あってのものだから
ある意味純粋な枠組みの芸術というよりは、どちらかというとデザインに近い感覚なのかもしない。
アーティストの性分とか本質とかそう言うのはさておき、受け取る側にはどうなのかというところを書いていく。
今回素直に思ったのは十日町エリアいいところだなぁと言うところ。
何の変哲もないただの農村なんだけれど、でもそのよさは十分にわかった気がする。
このアートイベントが何で、どういったことを意味するかということよりもずっと大切なことだと思う。
というのも、すでに一緒にいった方が書いているけど“どこかにアートがあるかわからなず、あんでもそう見えてしまう”という感じ。
感覚的にどんな物でも、それっぽく見えてしまうというのが意図してかしてないか別として
。
セントルイスからシカゴまでの道のりは大きなハイウェイで行くのだけど、その横にはルート66が昔のまま残っている。
“残っている”といっても全て残っているわけではなく、点在している。
どこかで切れて、また突然現れるという感覚。
それに似ている。現れてはなくなりの繰り返し、ただ標識や看板を目印に探して行く。
あのドキドキに近い。
それで思うのだけど、やっぱりロケーションありきということ。
米どころでもあるこの土地は山に囲まれている。だから平野の田んぼではなく棚田がほとんど。ランドスケープがとにかく美しい。
そういった中に突然アートが現れる。廃校や廃屋、田んぼのど真ん中に。
全てを観たわけでもなく、ほんの一握りの作品しか観れなくても満足感がある。
アートというよりもデザイン的一面がとても強いように思える。というのも作品の多くがとても示唆的というか、この村の歴史やなんであるかを題材にしていたように思う。
別の過疎の町で、土地の人と話したことがあって“結局こういう過疎の町では、自分たち(その町について)について知ろうともしないし、興味もない”と嘆いていたのを思い出した。
でも、果たしてそうなのか。
確かに知ろうとしない、興味を持たないというのはそうなのかもしれないけれど、知るきっかけを誰も示せていないだけではと思う。
多くの町で思うのだけど、そこに存在した歴史というのは案外部外者にとってみればおもしろいもので(こう思うのは自分だけかもしれないが)、そういうのを何かで示せたらいいなといつも思う。
伝統文化も廃れた町も全て、人々が何かに気づくときには、多くの場合は手遅れになった後のことが多い。
伝えることのできる人が年を取り過ぎていたり、すでに亡くなっていて資料や現物しかなかったり。
当然、多くの問題となるのは地域の人の関わりなのだけど。まず、自分たちが気づかない限り外から来た人がどうしたって何も変えることも、本質的なよさも伝えられない。
だからこのイベントでとにかくうまいなぁと思ったのはそういうのを地元の人にも示唆できるものが沢山あったこと。地域の参加レベルは残念ながらといところだけど直島なんかより見せ方はうまいなと思った。
そして、なにより福武氏なんだけど、すごいなと思わせるのはメディア露出と協賛に関わっている企業の多さ。
このイベントの知名度なんてメディア露出したところで大したことないし、そういう情報がリーチしている都会の“アートな人”からすれば「へー」ってところかもしれないけど、地域の人にとっては自分たちの町が取り上げられることってうれしいことじゃないかなと。(しかもこういったものがなければ全国的にフォーカスされる町ではないことを考えれば)
こうやってブログで書く人もいるだろうし、興味を持つか、持たないかはともかくとして知覚する可能性が広がるわけだし。
結局、一緒に行った人は、自分も含め↓がとても気に入っていた。
最後の教室
クリスチャン・ボルタンスキー+ジャン・カルマン
なんか、高校の文化祭の展示を思い出す。
【少年の部屋】
2009年8月23日日曜日
The Big Pink - Velvet

The Big Pink
→My Space
→Official
→Blog
サマソニで観てきました。
一言で言えばもったいない。主催者側のミスだ。
The Big Pinkを昼過ぎにやるのはどう考えてもないと思う。
Too Young To Loveがベストソングになるのかなぁとか思って会場に行ったら
まさかの一発目(笑)
で、ベストソングはVelvet
始まりはものすっごいノイズなのだけど、なぜか突然泣きが入る。この夏のベストソング。
あぁでも、夜に観たかった、そして聴きたかった。
とにかく、Jack Penateとかもそうなんだけどサマソの扱いひどくないか。
Welcome: The Big Pink – 3 New Mp3s + All tracks, Videos, and Tour Info at earmilk
色即是空と文科系男子の憂鬱

色即ぜねれいしょん
田口トモロヲ監督×みうらじゅん
アイデン アンド ティティを観てないから、この監督のことよく知らないのだが
勢いで『色即ぜねれいしょん』観てみた。
劇中写真はBCCKSでチェック『Shikisoku.jp』
文科系男子の憂鬱。
このテーマは共感できる人は結構おおいのではないかと思う。
岸田の役どころは笑えた。リリーフランキーの父親役もよい。峯田はそのまま。
特筆すべきは主演の渡辺大知はとてもよかった。
男同士で観た方が盛り上がる。
中流に生まれた、幸せな悲劇。
劇中に「何も悩みがないのが、悩み」っていうのがあるけれど
その感じよくわかる。ぐれる理由もなく、何かに怒りを覚えることもなく
ありあまる若さとパワーを内に秘めながら過ごす何も起こらない日々。
ぐれる理由がないってのは本当におもしろいセリフだよなと思う。
別にヤンキーがカッコいいとも思っていなかったけど、悲劇だよな。
いまってどうなってるんだろう。
今の高校生とかは。
確かに今の20代の高校時代ってのも格差ってあったけど、メディアで
『格差社会』なんて叫んでなかった。
ちょっとグレているやつだって、格差の中の低層にいたわけでもなかったし。
本当にぐれちゃったやつらにはそういう現実が確かにあったのかもしれない。
高校時代ってそもそもグレているやつがいないというか、中学と違ってある程度
レベルも画一的だったしよくわからない。
でも、この映画でわかるのはありあまる力を何に使えばいいのかわからなかった
こととだと思う。
タナダユキ監督の『俺たちに明日はないっす』とかもそうなんだけどここら辺の映画はもう観ては行けないのではないかと最近思っている。
実際、『俺たちに~』は観なかったし。
脚本が『色即』も『俺たちに~』も向井康介って時点でもういいでしょとか思ってしまう。
まぁでも中高生はハリーポッターとか観てないでこれを観て旅に出るべきだと思うけど。
時代設定は70年代なのだけど
劇中で佐渡島ユースが出てくる。主人公たちはフリーセックスがそこにあると妄信する。
オフィッシャルHPに『いかへん?ユースの旅』というのがあるけれど、劇中にあるような光景がそこにあるわけではないと思うけど。
『色即がユースに行けばある』は恐らく間違い。
桃岩荘ユース、礼文島ここならあの世界がまだあるかもしれない。
セントアンナの奇跡とスパイクの謎
セントアンナの奇跡
スパイク・リー
久々に重厚な作品を撮ったスパイク・リー。
ただ、この戦争という大河もの。トレーラーの時点でうわっと思ったけれど
案の定、個人的には金返せ系でした。
スパイク・リーのAAソサエティを描き続ける姿勢は好きだし、
白人社会に対してウィットなジョークを飛ばせる人は数少ない。
マイノリティーだからこそ、作風も好き。
でも、WW2と現状を比べて、黒人部隊がいました。差別されていました。
現状を見てどうですかというようなメッセージはもう要らないのではないか。
当然、そう言う史実があって、今があると思うし。
そう言うのは伝え残していくことは重要なことだと思う。
この類の映画は例えば『シンドラーのリスト』を撮ったスピルバーグにも言えるけど
、現状にも目を向けるべきだと思う。
ユダヤ系社会の今に目を向けるべきだし、スピルバーグは死ぬ前に撮るべきだと思う。
スパイク・リーも同じでNYCのハーレムを占拠し始める非黒人社会をとってもいいはず。
当然、今も昔も変わらず差別は続いているだろうが、人類の移動はもう違う段階にきている
ように思う。
この映画はちょっと残念でした。
新境地なんだろうけど、テーマは変わらず議場を移しただけのようにしか思えなかった。
スパイク・リー
久々に重厚な作品を撮ったスパイク・リー。
ただ、この戦争という大河もの。トレーラーの時点でうわっと思ったけれど
案の定、個人的には金返せ系でした。
スパイク・リーのAAソサエティを描き続ける姿勢は好きだし、
白人社会に対してウィットなジョークを飛ばせる人は数少ない。
マイノリティーだからこそ、作風も好き。
でも、WW2と現状を比べて、黒人部隊がいました。差別されていました。
現状を見てどうですかというようなメッセージはもう要らないのではないか。
当然、そう言う史実があって、今があると思うし。
そう言うのは伝え残していくことは重要なことだと思う。
この類の映画は例えば『シンドラーのリスト』を撮ったスピルバーグにも言えるけど
、現状にも目を向けるべきだと思う。
ユダヤ系社会の今に目を向けるべきだし、スピルバーグは死ぬ前に撮るべきだと思う。
スパイク・リーも同じでNYCのハーレムを占拠し始める非黒人社会をとってもいいはず。
当然、今も昔も変わらず差別は続いているだろうが、人類の移動はもう違う段階にきている
ように思う。
この映画はちょっと残念でした。
新境地なんだろうけど、テーマは変わらず議場を移しただけのようにしか思えなかった。
展覧会チラシを無料閲覧できるアプリ
これ、ぺらぺらやっているだけで、おもしろい。
美術館、博物館のチラシって駅とかでよく見るけれど、いつも使う駅が同じだから
チラシも変わり映えがない。しかも特定の美術館、博物館しかないから見逃す。
終了間近で、スケジュール調整できなかったときの残念な感じを味あわなくて済む。
当然、好きなアーティストや展示があれば自分で調べて行くし、そういう情報は
集まってくるもの。でも、東京は本当に日々いろいろな展示があって、特段興味がない
ものでも意外とおもしろいのがある。
人の付き合いでいやいや行ったら案外おもしろかったってのがよくあるし、
美術館、博物館ってSNSやその他口コミサイトの他人の評判より
展示内容とかチラシでみるヴィジュアルの直感でいくからこのアプリは
そう言う人におすすめ。
ただ、もうちょっと小さめなギャラリーや美術館、ニッチな博物館を扱ってもいいと
おもうのだけど。
この分野に必要なのは当然、ユーザーをプロファイルする技術だけど、もっとサービス
として可能性があるのは興味分野は広げる、発掘するという課題だと思う。
当然、美術館、博物館側の情報発信の仕方も重要だけど、インターフェースとなる媒体
の進化に期待したい。
廣済堂のポータル
ミュージアムカフェ
→アプリゲット
それでも恋するバルセロナ
それでも恋するバルセロナ
ウディ・アレン
良くも悪くもウディ映画。
このウディ流の『それでいいの?』というような問題提議の仕方は
腹が立つし、人々を不安にさせるけど、やはり一流。
友人がバルセロナ旅行計画を立てているのだけれど
9月のジャームッシュ「Limits of Control」も舞台はスペイン。
ティルダ・スウィントンファンにはたまらない。ジャームッシュとガエルガルシアベルナル
って結構意外な組み合わせ。撮影監督はクリストファー・ドイル!!
無情な大河を下りながらー
もはや船引きの導きを感じなくなった
アルチュール・ランボー
なぜ、ランボーなのか。とりあえず、公式HPも中身ができていないので全くわからない。
友人がスペイン旅行を計画中、うらやましい限り。
ウディ・アレン
良くも悪くもウディ映画。
このウディ流の『それでいいの?』というような問題提議の仕方は
腹が立つし、人々を不安にさせるけど、やはり一流。
友人がバルセロナ旅行計画を立てているのだけれど
9月のジャームッシュ「Limits of Control」も舞台はスペイン。
ティルダ・スウィントンファンにはたまらない。ジャームッシュとガエルガルシアベルナル
って結構意外な組み合わせ。撮影監督はクリストファー・ドイル!!
無情な大河を下りながらー
もはや船引きの導きを感じなくなった
アルチュール・ランボー
なぜ、ランボーなのか。とりあえず、公式HPも中身ができていないので全くわからない。
友人がスペイン旅行を計画中、うらやましい限り。
The Danks

The Danks
Charlottetown ,Canada
→MySpace
久々にバンド。
特段、新しくはないけれど、このよたよたの演奏と甘いハスキーなヴォーカル。
2000年代前半を思い出してしまう、このサウンド。
chartattack.comのレビューによると、The Strokesへのカナダからのアンサーだと言うことになっているけど。あまりにも、遅すぎる答えなのが残念。
夏っぽくて、初期Stereophonicsを少し彷彿させる。いまっとなっては聴くこともなくなったけど。
もう少しはやくに世の中に出ていればよかったのに。
Album:Are You Afraid Of The Danks

1. What We're Doing
2. Who Knows?
3. No Radio
4. Die Young
5. The Squealer
6. Automocar
7. What’s The Rush?
8. Shifty
9. Treaty Connector
10. In Alright
11. Planet Beach
12. 374
2009年7月20日月曜日
Summer Sonic 09
いくか、どうか迷っている09。
どうかんがえても行くなら1日目なんだけど。
8/7Timetable
シュミレーション
THE BIG PINK
GIRL TALK
PHOENIX
DATAROCK(BOOM BOOM SATELLITES)
JACK PENATE
MOGWAI
APHEX TWIN
ゆらゆら帝国
2 MANY DJ'S
THA BLUE HERB
行くやつをシュミレーションして列挙すると、面白いのか
面白くないのかよくわからない。夜はすごい得なラインナップだけど
昼間から夕方がな。
ロックな感じが一切無いのが笑える。
2日目もとりあえず、楽しいだろうけど、これだーっていうアーティスト
いないし、やっぱり1日目。
いかなきゃ行かないですごく気になるのがAphex Twin。
Warp 20th Aniv. @ Paris の最新映像を見る限り、全く予想不可能。
結局、毎年行く会かないかは直前まで決められない。
どーしよう。結構1日目行く人いっぱいいるから適当に行けば適当に誰かがいる感じなんだろうけど。
決断できない。
どうかんがえても行くなら1日目なんだけど。
8/7Timetable
シュミレーション
THE BIG PINK
GIRL TALK
PHOENIX
DATAROCK(BOOM BOOM SATELLITES)
JACK PENATE
MOGWAI
APHEX TWIN
ゆらゆら帝国
2 MANY DJ'S
THA BLUE HERB
行くやつをシュミレーションして列挙すると、面白いのか
面白くないのかよくわからない。夜はすごい得なラインナップだけど
昼間から夕方がな。
ロックな感じが一切無いのが笑える。
2日目もとりあえず、楽しいだろうけど、これだーっていうアーティスト
いないし、やっぱり1日目。
いかなきゃ行かないですごく気になるのがAphex Twin。
Warp 20th Aniv. @ Paris の最新映像を見る限り、全く予想不可能。
結局、毎年行く会かないかは直前まで決められない。
どーしよう。結構1日目行く人いっぱいいるから適当に行けば適当に誰かがいる感じなんだろうけど。
決断できない。
Low Noise, Hi Fidelity

Lushlife
United States
Hip Hopじゃないやつ(見た目)がHip Hopしている感じがすごくいい。
なんかボルティモア周辺の音を聴き続けていると、A Tribe Called Questを思わせる
このサウンドというか90年代な感じが逆に新鮮に感じる。
そこら辺のHip Hopが好きな人にはお勧めできる。
→My Space
[2nd Album] Cassette City

2009年7月14日火曜日
2009年7月13日月曜日
Roadside Japan 東日本編
長崎の軍艦島に始まり、産業遺産や軍事遺産というのは人気がある。
青山監督が北九州市を映画で描くように、アルトマンがヴェンダースがビュートに興味を
持ったように、何かが人々をひきつける。
ヴェンダースはそういった場所を「ナンセンスな場所」と呼ぶけれど本当にそうだなと。
Roadside Japan 東日本編を古本屋で見つけて読んだのだけど、非常に興味深い。
ハウステンボスやチボリ公園をはじめ割と日本国内じゃ有名なテーマパークでさえ運営が厳しいといわれているのに、この本にのっているテーマパーク、秘宝館、各種ヘンテコ博物館(中には真っ当な物もある。)は今どうなっているのだろうか。
この不況のあおりを受けて一斉淘汰もありえると思うのだけど、ある種、現代日本の民俗学的一面を映し出しているようにも思える。
この本に掲載されているのは、そのほとんどが観光遺産。
戦後の高度経済成長期からバブル崩壊までに作られたものがほとんど。
当時の日本人と言えば働きすぎな民族と世界的に揶揄されていたことや、レジャー産業の発展の歴史がごく最近であることからも、この観光遺産がものがたるものは大きいのかもしれない。
今から考えれば、どう考えたってこんなもんつくらないよと思うけど、体験型レジャーや時間消費型レジャーなんてものが本当に注目されたのはごく最近だし、今の中国を見ればわかるけどレジャーの定義はみることにあったことからも、なぜこんなものつくったんだというのがわかる気がする。
そもそもその発想しかなかったのだから。
国の光を観ること=観光であるならば、このちょっと不思議な日本のダークサイドを観ることは、今だからこそ受け入れられるのかもしれない。
いっても普通に面白いなと思ったのが↓
岐阜 養老天命反転地
群馬群馬県立自然史博物館
北海道 穂別地球体験館
栃木 栃木県防災館
うわぁーーと思ったのが
北海道 滝野霊園
栃木 那須ロイヤルセンター(今は無き)
栃木 鬼怒川ウエスタン村(休園)
静岡 蝋人形美術館(本によるとマイケルジャクソンの等身大の蝋人形があるとか。本人を採寸・・・)
こうやってみると明らかに大型温泉保養地に集中しているのがわかる。
那須・鬼怒川・伊豆・熱海は特に。
興味深い。
ラベル:
UnbeatenTracks
Who's Daniel


Bat For Lashes
いまさら感があるけれど完璧にやられた。
というかダニエルってだれだよ。ダニエルにやられた。
どっちのLiveをみたいかと言われれば
BFL < Florence and The Machine だけど。
→Official
→myspace
→New Album

TWO SUNS LP
Track Listing
1. Glass
2. Sleep Alone
3. Moon and Moon
4. Daniel
5. Peace of Mind
6. Siren Song
7. Pearl's Dream
8. Good Love
9. Two Planets
10. Travelling Woman
11. Big Sleep
2009年7月12日日曜日
Director 西川美和 :横浜聡子
Dear Doctor
普段、邦画をみないけれど、西川監督の作品は本当にしびれるものがある。
当然、現代においても映画監督という業が男性中心で女性監督の視点でというのが
珍しいというのもある。
ただ、西川監督のおもしろいところは男女というストリーテリングをしないこと。
どちらかというと、ちょっと男っぽい作品だなという印象がある。
かつて、Esquireでのインタビューで西川監督自身が恋だの愛だのといった分野
はどうしても苦手意識があって手が出せないと話していた。
でも、当然なんだけど「恋だの愛だの」というテーマは男女という全く別の生き物
だからこそ、女性視点が少ない中では強烈なインパクトを残せるし、話題にはなりやすい。
勝負しているのがそこじゃないところがいいし、西川監督はアメリカ映画に育てられた
と自身で言っている通り、ヨーロッパ的影響があまりみられない。
前段で、男っぽい作品と書いたのは、ラブストーリーのような女性的感覚が最大限活かされるものを扱っていないのと、無口な感じこそなんだと思う。
心理描写や風景の構図何をとっても女性的というのが少ない。
つまるところ、男女の境目無くして作品として素直にすばらしいなぁという感想を持てるということ。
今作においては、プロダクションノートにある通り、人から見えている自分と自分で思っている自身は実は違うのではないかという点から着想したとある。
そうあるように物語はそう進む。ただ、非常に興味深いのは僻邑をそのテーマとシンクロさせているところ。
当然、そのテーマがうまく描かれているのはもちろんのこと、それ以上に「僻邑」の描き方が非常にすばらしかった。(当然ながら僻地の雇われ医師の奮闘記でもない。)
先週、ちょうど東北の秋田県にいって(秋田市からローカル線とローカルバスで2時間位の場所)、感じたことと映画がリンクしていたのでなおさらそう思った。
村社会と古来から伝承されたきたシステムが崩壊して久しいけれど、当然、それは現代社会のシステムとの乖離が大きくなったからこそ、そういった現状がある。
それは、ちょうどドラッカーの著書「断絶の時代」が未来を予言していた通り、産業構造も人の流れも、情報もすでに異なる次元に来てしまったことが一つの原因だと思う。
都会と田舎という構図じゃないないし、昨今の映画(特に田舎をテーマにした)は、そういった点を必要以上に美化している。田舎は美しいと田舎にこそ日本人の心があると。ただ、そこには何もリアルなものはない。
美しいものも、醜いものも都会と同様にそこにはあるし、もっと言ってしまえば何か遠い未来の日本の縮図が田舎なのではないかと。都会では当然醜いものが沢山あるけれど、誰でもそれは見なかったことにできる。それができないのが田舎だし、遠くない将来、都会でもそれはきっとできなくなる。(はず。)
映画の話しに戻れば、西川監督は必要以上に田舎の人間を美化していないというよりも、ずっと醜いものを見せていた気がする。
きっと、映画を観てもらえばわかると思う。
あと、特筆すべきは、笑福亭鶴瓶と八千草薫をキャストに向かえて、なおその二人を活かす(二人が監督を活かすとも言えるのかもしれないが)その力量だと思う。単純に長編3本目?にして、それはすごいとただただ思ってしまった。
とにかく、すばらしい映画だったと思う。
前作、ゆれる
ウルトラミラクルラブストーリー
これはすごいね。このドタバタな感じ。
松山ケンイチの喋る津軽弁(?)は映画が始まってすぐは耳がなれなくてほとんど放送事故レベルに等しいくらい何を言っているのかわからなかった。
シンプルな映像だから、すごさはかけるけどストーリー展開といい、最後のドタバタな感じはポール・トーマス・アンダーソンの「パンチドランクラブ」や「マグノリア」を思い起こさせる。
批評家とか、映画監督が結構好きそうなというかこれをできる人がメジャーな日本監督に何人いるかという意味ではすごいし、何より邦画が最も不得意とするファンタジーを織り交ぜたストーリーが新鮮だった。
ここでポール・トーマス・アンダーソンの話を敢えて書いたのは、西川監督の所で書いたインタビューで気になる監督に彼を挙げていた。
西川監督と横浜監督は全く異なる性格の持ち主であることは間違いない。
予告でみたけど、横浜監督の次回作が半端ない感じだった。
そもそも、両監督見る前から、女性監督だし、きっと好対照だなと思っていたのと、予告を観た時点で圧倒的に異なるこの個性を観ねばと思い二作を観て見ました。
まだ観ていない方は映画館で観ましょう。
普段、邦画をみないけれど、西川監督の作品は本当にしびれるものがある。
当然、現代においても映画監督という業が男性中心で女性監督の視点でというのが
珍しいというのもある。
ただ、西川監督のおもしろいところは男女というストリーテリングをしないこと。
どちらかというと、ちょっと男っぽい作品だなという印象がある。
かつて、Esquireでのインタビューで西川監督自身が恋だの愛だのといった分野
はどうしても苦手意識があって手が出せないと話していた。
でも、当然なんだけど「恋だの愛だの」というテーマは男女という全く別の生き物
だからこそ、女性視点が少ない中では強烈なインパクトを残せるし、話題にはなりやすい。
勝負しているのがそこじゃないところがいいし、西川監督はアメリカ映画に育てられた
と自身で言っている通り、ヨーロッパ的影響があまりみられない。
前段で、男っぽい作品と書いたのは、ラブストーリーのような女性的感覚が最大限活かされるものを扱っていないのと、無口な感じこそなんだと思う。
心理描写や風景の構図何をとっても女性的というのが少ない。
つまるところ、男女の境目無くして作品として素直にすばらしいなぁという感想を持てるということ。
今作においては、プロダクションノートにある通り、人から見えている自分と自分で思っている自身は実は違うのではないかという点から着想したとある。
そうあるように物語はそう進む。ただ、非常に興味深いのは僻邑をそのテーマとシンクロさせているところ。
当然、そのテーマがうまく描かれているのはもちろんのこと、それ以上に「僻邑」の描き方が非常にすばらしかった。(当然ながら僻地の雇われ医師の奮闘記でもない。)
先週、ちょうど東北の秋田県にいって(秋田市からローカル線とローカルバスで2時間位の場所)、感じたことと映画がリンクしていたのでなおさらそう思った。
村社会と古来から伝承されたきたシステムが崩壊して久しいけれど、当然、それは現代社会のシステムとの乖離が大きくなったからこそ、そういった現状がある。
それは、ちょうどドラッカーの著書「断絶の時代」が未来を予言していた通り、産業構造も人の流れも、情報もすでに異なる次元に来てしまったことが一つの原因だと思う。
都会と田舎という構図じゃないないし、昨今の映画(特に田舎をテーマにした)は、そういった点を必要以上に美化している。田舎は美しいと田舎にこそ日本人の心があると。ただ、そこには何もリアルなものはない。
美しいものも、醜いものも都会と同様にそこにはあるし、もっと言ってしまえば何か遠い未来の日本の縮図が田舎なのではないかと。都会では当然醜いものが沢山あるけれど、誰でもそれは見なかったことにできる。それができないのが田舎だし、遠くない将来、都会でもそれはきっとできなくなる。(はず。)
映画の話しに戻れば、西川監督は必要以上に田舎の人間を美化していないというよりも、ずっと醜いものを見せていた気がする。
きっと、映画を観てもらえばわかると思う。
あと、特筆すべきは、笑福亭鶴瓶と八千草薫をキャストに向かえて、なおその二人を活かす(二人が監督を活かすとも言えるのかもしれないが)その力量だと思う。単純に長編3本目?にして、それはすごいとただただ思ってしまった。
とにかく、すばらしい映画だったと思う。
前作、ゆれる
ウルトラミラクルラブストーリー
これはすごいね。このドタバタな感じ。
松山ケンイチの喋る津軽弁(?)は映画が始まってすぐは耳がなれなくてほとんど放送事故レベルに等しいくらい何を言っているのかわからなかった。
シンプルな映像だから、すごさはかけるけどストーリー展開といい、最後のドタバタな感じはポール・トーマス・アンダーソンの「パンチドランクラブ」や「マグノリア」を思い起こさせる。
批評家とか、映画監督が結構好きそうなというかこれをできる人がメジャーな日本監督に何人いるかという意味ではすごいし、何より邦画が最も不得意とするファンタジーを織り交ぜたストーリーが新鮮だった。
ここでポール・トーマス・アンダーソンの話を敢えて書いたのは、西川監督の所で書いたインタビューで気になる監督に彼を挙げていた。
西川監督と横浜監督は全く異なる性格の持ち主であることは間違いない。
予告でみたけど、横浜監督の次回作が半端ない感じだった。
そもそも、両監督見る前から、女性監督だし、きっと好対照だなと思っていたのと、予告を観た時点で圧倒的に異なるこの個性を観ねばと思い二作を観て見ました。
まだ観ていない方は映画館で観ましょう。
2009年7月6日月曜日
2009年7月5日日曜日
温泉Party : 別府 VS Blue lagoon
Iceland Airwaves 09
VS
別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」
ベップダンス
別府も面白いがやはりアイスランド。
10月開催でみんな裸で踊っているのがすごい。アイスランドですよ。
DJはもちろん厚着。
これずーっと気になっている。いつか行きたい。
VS
別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」
ベップダンス
別府も面白いがやはりアイスランド。
10月開催でみんな裸で踊っているのがすごい。アイスランドですよ。
DJはもちろん厚着。
これずーっと気になっている。いつか行きたい。
ラベル:
UnbeatenTracks
2009年6月29日月曜日
Sunday Morning

GIRLS
San Francisco
TURNSTILE
→My Space
土曜の夜に一晩遊んで、日曜の朝フラフラになりながらベットにバタンっと
倒れ込む数分間という感じがする。
「夏の夜の夢」
普段はこのかったるーい感じ聴けないけど、この瞬間にはM83ばりに
フィット気がする。
2009年6月27日土曜日
How Beatutiful !!


『ロバート・ハインデル展』
2009年6月16日(火)~7月31日(金)
11:00-18:30
(土、日、祝日は、前日までにご予約をお願いいたします。)
ジ・オブセッションギャラリー
入場無料
これは観て損なし、肢体からでさえ、なにかものすごい感情が伝わる。
体だけで表現する、ある意味もっともシンプルな表現技法であるバレエ。
そこにあるいろいろなドラマを感じられます。
非常によい。
Rich Girls

Little Boots
→Web
→My Space
→Hype
Little Boots - Rich Boys (The Virgins Cover)
Via salacioussound.com

MARINA AND THE DIAMONDS
→My Space
Neon Goldが去年に発表したレコード
1番目がPassion Pit
2番目がMarina and The Diamonds
--2009--
3番目がYes Giantess
Yes GiantessのMix TapeがNeonで紹介されていた。
Journey - Don't Stop Believin'
Muscles - Sweaty (Shazam Remix)
Yes Giantess - You Were Young (Acapella)
Michael Jackson - P.Y.T.
Kylie Minogue - Boombox (JBAG Mix)
Kylie Minogue - Wow (Single Mix)
Prince - Little Red Corvette
Yes Giantess - Demons
Gui Boratto - Beautiful Life
Phoenix - Heat Wave
autoKratz - Always More (Goshi Goshi Mix)
Giorgio Moroder - What A Night
Yo! Majesty - Don't Let Go (Acapella)
Lily Allen - Not Fair (Kris Di Angelis & Ben Dobie's Circus Mix)
Yes Giantess - You Were Young
Erasure - A Little Respect
Mariah Carey + Jay-Z - Heartbreaker
Yes Giantess - Tuff N Stuff
A-Ha - Take On Me (Twelves Remix)
一曲目がJourney - Don't Stop Believin'
それはまずいだろ。一曲目から。
2009年6月14日日曜日
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