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2009年8月23日日曜日

The Big Pink - Velvet



The Big Pink

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サマソニで観てきました。
一言で言えばもったいない。主催者側のミスだ。
The Big Pinkを昼過ぎにやるのはどう考えてもないと思う。


Too Young To Loveがベストソングになるのかなぁとか思って会場に行ったら
まさかの一発目(笑)


で、ベストソングはVelvet

始まりはものすっごいノイズなのだけど、なぜか突然泣きが入る。この夏のベストソング。
あぁでも、夜に観たかった、そして聴きたかった。

とにかく、Jack Penateとかもそうなんだけどサマソの扱いひどくないか。


Welcome: The Big Pink – 3 New Mp3s + All tracks, Videos, and Tour Info at earmilk

色即是空と文科系男子の憂鬱



色即ぜねれいしょん
田口トモロヲ監督×みうらじゅん

アイデン アンド ティティを観てないから、この監督のことよく知らないのだが
勢いで『色即ぜねれいしょん』観てみた。

劇中写真はBCCKSでチェック『Shikisoku.jp

文科系男子の憂鬱。
このテーマは共感できる人は結構おおいのではないかと思う。

岸田の役どころは笑えた。リリーフランキーの父親役もよい。峯田はそのまま。
特筆すべきは主演の渡辺大知はとてもよかった。

男同士で観た方が盛り上がる。

中流に生まれた、幸せな悲劇。

劇中に「何も悩みがないのが、悩み」っていうのがあるけれど
その感じよくわかる。ぐれる理由もなく、何かに怒りを覚えることもなく
ありあまる若さとパワーを内に秘めながら過ごす何も起こらない日々。

ぐれる理由がないってのは本当におもしろいセリフだよなと思う。
別にヤンキーがカッコいいとも思っていなかったけど、悲劇だよな。

いまってどうなってるんだろう。
今の高校生とかは。

確かに今の20代の高校時代ってのも格差ってあったけど、メディアで
『格差社会』なんて叫んでなかった。

ちょっとグレているやつだって、格差の中の低層にいたわけでもなかったし。
本当にぐれちゃったやつらにはそういう現実が確かにあったのかもしれない。

高校時代ってそもそもグレているやつがいないというか、中学と違ってある程度
レベルも画一的だったしよくわからない。

でも、この映画でわかるのはありあまる力を何に使えばいいのかわからなかった
こととだと思う。

タナダユキ監督の『俺たちに明日はないっす』とかもそうなんだけどここら辺の映画はもう観ては行けないのではないかと最近思っている。

実際、『俺たちに~』は観なかったし。
脚本が『色即』も『俺たちに~』も向井康介って時点でもういいでしょとか思ってしまう。

まぁでも中高生はハリーポッターとか観てないでこれを観て旅に出るべきだと思うけど。

時代設定は70年代なのだけど
劇中で佐渡島ユースが出てくる。主人公たちはフリーセックスがそこにあると妄信する。

オフィッシャルHPに『いかへん?ユースの旅』というのがあるけれど、劇中にあるような光景がそこにあるわけではないと思うけど。

『色即がユースに行けばある』は恐らく間違い。

桃岩荘ユース、礼文島ここならあの世界がまだあるかもしれない。

セントアンナの奇跡とスパイクの謎

セントアンナの奇跡

スパイク・リー

久々に重厚な作品を撮ったスパイク・リー。
ただ、この戦争という大河もの。トレーラーの時点でうわっと思ったけれど
案の定、個人的には金返せ系でした。

スパイク・リーのAAソサエティを描き続ける姿勢は好きだし、
白人社会に対してウィットなジョークを飛ばせる人は数少ない。

マイノリティーだからこそ、作風も好き。

でも、WW2と現状を比べて、黒人部隊がいました。差別されていました。
現状を見てどうですかというようなメッセージはもう要らないのではないか。

当然、そう言う史実があって、今があると思うし。
そう言うのは伝え残していくことは重要なことだと思う。

この類の映画は例えば『シンドラーのリスト』を撮ったスピルバーグにも言えるけど
、現状にも目を向けるべきだと思う。

ユダヤ系社会の今に目を向けるべきだし、スピルバーグは死ぬ前に撮るべきだと思う。

スパイク・リーも同じでNYCのハーレムを占拠し始める非黒人社会をとってもいいはず。
当然、今も昔も変わらず差別は続いているだろうが、人類の移動はもう違う段階にきている
ように思う。

この映画はちょっと残念でした。
新境地なんだろうけど、テーマは変わらず議場を移しただけのようにしか思えなかった。

展覧会チラシを無料閲覧できるアプリ



これ、ぺらぺらやっているだけで、おもしろい。

美術館、博物館のチラシって駅とかでよく見るけれど、いつも使う駅が同じだから
チラシも変わり映えがない。しかも特定の美術館、博物館しかないから見逃す。

終了間近で、スケジュール調整できなかったときの残念な感じを味あわなくて済む。

当然、好きなアーティストや展示があれば自分で調べて行くし、そういう情報は
集まってくるもの。でも、東京は本当に日々いろいろな展示があって、特段興味がない
ものでも意外とおもしろいのがある。

人の付き合いでいやいや行ったら案外おもしろかったってのがよくあるし、
美術館、博物館ってSNSやその他口コミサイトの他人の評判より
展示内容とかチラシでみるヴィジュアルの直感でいくからこのアプリは
そう言う人におすすめ。

ただ、もうちょっと小さめなギャラリーや美術館、ニッチな博物館を扱ってもいいと
おもうのだけど。

この分野に必要なのは当然、ユーザーをプロファイルする技術だけど、もっとサービス
として可能性があるのは興味分野は広げる、発掘するという課題だと思う。

当然、美術館、博物館側の情報発信の仕方も重要だけど、インターフェースとなる媒体
の進化に期待したい。

廣済堂のポータル
ミュージアムカフェ

アプリゲット

それでも恋するバルセロナ

それでも恋するバルセロナ
ウディ・アレン

良くも悪くもウディ映画。

このウディ流の『それでいいの?』というような問題提議の仕方は
腹が立つし、人々を不安にさせるけど、やはり一流。

友人がバルセロナ旅行計画を立てているのだけれど
9月のジャームッシュ「Limits of Control」も舞台はスペイン。
ティルダ・スウィントンファンにはたまらない。ジャームッシュとガエルガルシアベルナル
って結構意外な組み合わせ。撮影監督はクリストファー・ドイル!!

無情な大河を下りながらー
    もはや船引きの導きを感じなくなった
                    アルチュール・ランボー

なぜ、ランボーなのか。とりあえず、公式HPも中身ができていないので全くわからない。

友人がスペイン旅行を計画中、うらやましい限り。

The Danks


The Danks
Charlottetown ,Canada
MySpace
久々にバンド。

特段、新しくはないけれど、このよたよたの演奏と甘いハスキーなヴォーカル。

2000年代前半を思い出してしまう、このサウンド。
chartattack.comのレビューによると、The Strokesへのカナダからのアンサーだと言うことになっているけど。あまりにも、遅すぎる答えなのが残念。

夏っぽくて、初期Stereophonicsを少し彷彿させる。いまっとなっては聴くこともなくなったけど。

もう少しはやくに世の中に出ていればよかったのに。
Album:Are You Afraid Of The Danks

1. What We're Doing
2. Who Knows?
3. No Radio
4. Die Young
5. The Squealer
6. Automocar
7. What’s The Rush?
8. Shifty
9. Treaty Connector
10. In Alright
11. Planet Beach
12. 374